v11.0
英名「 Araputanga」で検索の結果
- 管理番号 科・属
- 353802―12 センダン科(Meliaceeae) Swietenia属
- 英名・商業名
- Araputanga
- 学名
- Swietenia macrophylla
樹木・木材の別名、産地、解説
- 別名、現地名
- 代表和名「アメリカンマホガニー」、代表英名「American Mahogany」。アメリカシナノキ、オオバマホガニー、トゥルーマホガニー、ビッグリーフマホガニー、ブラジリアンマホガニー、ホンジュラスマホガニー、マホガニー、マホガニーセントラルアメリカン、Acajou d’Ameriqu(フランス)、Acajou(フランス)、Aguano,Caoba(ペルー)、Aguano,Mogno,Araputanga(ブラジル)、Baywood、Baywood(メキシコ)、Broad-leaved Mahogany、Caoba(コロンビア,キューバ)、Caoba(スペイン)、Caoba,Caoba del Sur,Caoba del Atlantica(中央アメリカ)、Caoba,Mara(ボリビア)、Caoba,Orura(ベネズエラ)、Chacalte(グァテマラ)、Damar Kapas、Mahogani(ドミニカ共和国,ハイチ)、Mahogani(ニカラグア)、Mahogany,Brizilian Mahogany(英国,米国)、Mahogany-Central American、Mahonie(オランダ)、Mahonie(ドイツ)、Mogano(イタリア)、Selangan BatuKumus、Zopilote
- 主たる分布
- 中央アメリカ(この地区を材質表に掲載 )、フィリッピン
- 樹種解説
- 材色は淡赤味ないし帯黄褐色から濃暗赤色とさまざまあって、キューバ・マホガニーに似ているが、通常淡色である。肌目は中庸で、材面にもくが見られるのは少ないが、不規則な木理をもつ丸太からは杢の美しい木材がとれる。この材は重量と強度のバランスがよく、そのため以前は航空機プロペラ製造に大量に使用された。あらゆる工具で加工容易、釘打ち、ネジもみよく、接着、着色ともに良好。乾燥は容易で、利用の際も安定している。加工しやすく、機械加工の仕上がりは優れている。用途は高級指物細工、家具、ボート、模型、ベニヤ、羽目張り、また、軽いうえに寸度が安定し耐久性に富むので、ヨットや小型ボートの板張、競漕用艇の舟体、高速ボートにも使用され、版画のブロック、木型にも用いられる。
主要な材質・強度性質表・グラフ
- 1.比重
- 7
- 2.収縮率 接線方向
- 含水率1%当たり
- 3
- 全収縮率
- 3
- 3.収縮率 半径方向
- 含水率1%当たり
- 4
- 全収縮率
- 4
- 4.曲げヤング係
- 6
- 5.縦圧縮強さ
- 7
- 6.縦引張り強さ
- -
- 7.曲げ強さ
- 7
- 8.せん断強さ
- 5+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
- レッドリスト取扱
- IUCNレッドリスト1994年版 Ver.
2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable(VU)と指定されている。基準は(A1cd+2cd)となっている。
- 基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の
縮小が観察、推定、推論され、あるいは疑われる。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の縮小が観察、推定、
推論され、あるいは疑われる。・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、次の10年間若しくは3世代、どちらか長い方の期間に、少なくとも20%の縮小が
予測あるいは想定される・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、次の10年間若しくは3世代、どちらか長い方の期間に、少なくとも20%の縮小が予測あるいは想定さ
れる
- ワシントン条約
ワシントン条約付属書(2007.3.28)Ⅱに指定されている。輸出には許可が必要。 (新熱帯地域
の個体群)/
- 参照・参考先
- 世界の木材900種(1975)、熱帯産主要木材(1958)木材活用事典(1994)、熱帯有用樹木新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッドリスト(国
際自然保護連合1994,2000.)、TRAFFIC EAST ASIA-JAPAN(2007)