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英名「Philippines Simpoh」で検索の結果

管理番号　科・属

3325271―4　ビワモドキ科 (Dilleniaceae)　ディレニア（ビワモドキ）属

英名・商業名

Philippines Simpoh

学名

Dillenia philippinensis

別名、現地名

代表和名「カトモン」、代表英名「Katomon」。ビワモドキ、ブラジリアンローズウッド、Angelique、Katman、Philippines Simpoh、Rosewood(インド

主たる分布

フィリッピン

樹種解説

*曲げヤング係数以下の数値デｰﾀｰは生材*中型の木で直径100cmに達し、短かくて形が整った幹は、樹高8～10mに達す。フィリピン中の海抜低位および中高の森林中に生えているが、どこにも豊富にはない。辺材は赤味から赤煉瓦色で、時々暗色の条を伴う心材とは、判然としない。木理通直、時々組合ってねじれており、肌理は適度に細かく、柾目材は銀杢目を現わし、かなり光沢あり、別に味や臭いはなく、重くて気乾材1立方メートルの重量は830kgである。適度に強くて堅くギホーの代用材として考えれている。干割れと割裂が生じ易いので乾燥に注意を要し、加工容易、内部用材としては耐久力強いが、外気にさらしまたは地面に接しては、耐久力は中位である。用途は柱類、梁、根太、タルキ、床板、天井板、家具およびキャビネット製作など。

1.比重

8

2.収縮率 接線方向

含水率1%当たり

5

全収縮率

5

3.収縮率 半径方向

含水率1%当たり

4

全収縮率

4

4.曲げヤング係

4

5.縦圧縮強さ

4

6.縦引張り強さ

－

7.曲げ強さ

3

8.せん断強さ

6+

レッドリスト取扱

IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable（ＶＵ）と指定されている。基準は(A1d)となっている。

基準解説

・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去１０年間、若しくは３世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも２０％の縮小が観察、推定、 推論され、あるいは疑われる。

ワシントン条約

－情報なし－

参照・参考先

世界の木材９００種（1975）、南洋材の知識(1968)、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）