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英名「 Melawis 」で検索の結果

管理番号 科・属
2656439―3 ゴニスチルス科(GonystyIaceae) Gonystylus属
英名・商業名
Melawis
学名
Gonystylus macrophyllus
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「ラミン」、代表英名「Ramin」。タモ、レッドアッシュ(カナダ)、Ahmin(マレーシア)、Ainunura、Akenia、Akenia(スイス)、Fungunigalo(ソロモン)、Gaharu hitan、Garu-Buaja、Grogoli、Kumfana、Lantunan-Bagio(フィリピン)、Lanutan Bagio、Lanutan Bagio、Latareko、Medang Keram(インドネシア)、Melawis(西マレイ)、Petata、Ramin Batu、Ramin Telur
主たる分布
フィリッピン(この地区を材質表に掲載 )、インドネシア、マレーシア
樹種解説
中型の木で樹高は約24m、無枝の幹は12m、直径60cmから1m。に達する。幹は円筒状で、良い形をしている。マレーシア、フィリピン、インドネシア(カリマンタン、スマトラ)、ニューギニア、ソロモン群島、フイージ-などの淡水の沼沢林中に生育している。かなり大量に得られたので、フタバカキ料以外の樹種としては、比較的早い、時期から輸出されており、ヨーロッパ市場でも広く知られている。現在は現地では輸出禁止になっており、輸入されているものがあれば、違法伐採のものである。心材と辺材の区別は不明瞭で、淡黄色である。未乾燥の状態では、ブルーステイン(菌の一種)の害を受けやすく、青緑色~黒色に変色しやすい。製材後早く含水率を下げる必要がある。また、新材の時は、不快な臭気を持つが、一旦製材して乾燥すれば、消失する。辺材は厚さ6cm程度で、木理通直、肌理は適度に細かくて均一。適度に堅くて重い。加工やペンキ塗り、ワニス塗などの塗装はしやすく、よく仕上がる、接着もよい。材は釘打ち十分容易であるが、端近くの釘打ちは裂けやすいので工夫が必要である。天然乾燥は良好だが、少し材質低下、割裂を進行する傾向があり、また特に厚さが大きいものは表面干割れする。菌のこともあり製材すると同時に棧積みが必要。保存性、耐朽性共低く、現地ではピンホールや粉解甲虫の害を受け易い。商品後も屋外などでは利用できない。椅子製作などの曲木細工には適しない。用途は内部装飾、家具、指物、器具、額縁の枠、フローリングなど。病的な原因で出来た濃色の材が香木とされる。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
7
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
4
全収縮率
4
4.曲げヤング係
8
5.縦圧縮強さ
7
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
7+
8.せん断強さ
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable(VU)と指定されている。基準は(A1cd)となっている。
基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の 縮小が観察、推定、推論され、あるいは疑われる。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の縮小が観察、推定、 推論され、あるいは疑われる。
ワシントン条約
ワシントン条約付属書(2007.3.28)Ⅱに指定されている。輸出には許可が必要。
参照・参考先
世界の木材900種(1975)、世界木材図鑑(2007)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)、TRAFFIC EAST ASIA- JAPAN(2007)
中川木材産業のビジネスPRその27  当社設計・施工のウッドデッキ(フラット)の事例その7 ホームページはコチラです。 画像クリックで拡大(公開2018.8.1 更新2019年9月11日 )

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