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英名「Malabayabas」で検索の結果

管理番号　科・属

2491864―1　フトモモ科 (Myrtaceae)　Tristania属

英名・商業名

Malabayabas

学名

Tristania decorticata

英名・商業名

マラバヤバス

別名、現地名

－情報なし－

主たる分布

フィリッピン

樹種解説

小型から中型の木で、普通直径40～60cmぐらいであるが、80cmのものも記録されている。ルソン、ポリリオおよびミンダナオで見られ、この属の他の種類のものもこの名で売られている。幹は通直なことはまれで、長さ8～12mぐらいである。辺材は淡赤色厚さ1～3cm、淡赤褐色から暗赤褐色の心材に漸次に併呑されている。木理交錯し、時々波打ち、肌理は細かく、光沢のある材で、特異な味や臭いはない。極度に重く気乾材1立方メートルの重量は1、215kg。極めて堅くて強く、堅すぎるので加工困難であるが、どんな状態でも耐久力強く海中木食虫に対しても非常に抵抗力を持つ。用途は杭類、橋梁および波止場構築材に使用される。マニラ市場に達するものは、直径30～40cm、長さ5～6mぐらいの杣角材である。非常に堅いので船尾推進機の軸套、軸受、ローラーおよび滑車の心車に使用することができる。

1.比重

10+

2.収縮率 接線方向

含水率1%当たり

7

全収縮率

7

3.収縮率 半径方向

含水率1%当たり

10

全収縮率

10

4.曲げヤング係

10

5.縦圧縮強さ

10+

6.縦引張り強さ

－

7.曲げ強さ

10+

8.せん断強さ

8+

レッドリスト取扱

IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable（ＶＵ）と指定されている。基準は(A1cd)となっている。

基準解説

・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、過去１０年間、若しくは３世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも２０％の 縮小が観察、推定、推論され、あるいは疑われる。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去１０年間、若しくは３世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも２０％の縮小が観察、推定、 推論され、あるいは疑われる。

ワシントン条約

－情報なし－

参照・参考先

世界の木材９００種（1975）、南洋材の知識(1968)、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）