英名「 Letoeng 」で検索の結果

管理番号　科・属: 2330305―12　キョウチクトウ科（Apocynaceae）　Dyera属
英名・商業名: Letoeng
学名: Dyera sp.

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「ジェルトン」、代表英名「Jelutong」。クワガタノキ、ザイール）、ジエルトンゴムノキ、ゼルトン、バスウッド、モレイラ,Moreira(アンゴラ)、ヨーロピアンボックスウッド、ヨーロピアンライム、Andjaroetoeng、Dielutong、Ehyedua、Jelutong、Jelutong、Jelutong Bukit、Jelutong Bukit（サラワク）、Jelutong Paya(マレーシア)、Letoeng、Melabuwai(インドネシア)、Ogea、Pantoeng、Red White Jelutong,White Jelutong(シンガポール)
主たる分布: インドネシア、マレーシア
樹種解説: 非常に大きな亜落葉樹で、樹高60m、枝下樹高27mおよび樹周6m以上に達する。幹は丸くて通直、根張りは現われない。マラヤ、スマトラ、ボルネオなどの平地および低地の小山に生育している。木材はプライによく似て混同される場合がある、馴れないとまず間違える。プライと同じように木の幹や枝に傷を付けると白い乳液が流れ出す。プライと違うところは、この乳液がチューインガムのチクルになること。プライと同じように乳跡があるため、木材の板目面に大きなレンズ状の孔が現われてる。辺材と心材の色は、非常に似ており、新材の時はほとんど白色で、外気にさらせば淡わら色に変る。普通木理通直、肌理細かくて均一。耐朽性が低く、また白蟻に抵抗力がない。適度に軽軟で切削など加工は容易、釘打ち、ねじもみおよび接着良好。天然乾燥、人工乾燥は非常に容易。速やかな乾燥は染みを防ぐためには、絶対必要。一旦乾燥した材は、形をよく保つ。丸太を鋸挽きする時は、鋸は時々樹脂のためねばりつく。用途は機械類の型、製図版、彫刻、鉛筆材、バッテリーのセパレーター、フラッシドアーの心材、ハイヒールのかかと、合板芯材に利用される。樹脂はチューイングガム工業に用いられる。樹脂が価値あるので、伐採を制限されている。

主要な材質・強度性質表・グラフ

1.比重: 6
2.収縮率接線方向: 含水率1%当たり; 4; 全収縮率; 4
3.収縮率半径方向: 含水率1%当たり; 4; 全収縮率; 4
4.曲げヤング係: 6
5.縦圧縮強さ: 6+
6.縦引張り強さ: 5+
7.曲げ強さ: 5+
8.せん断強さ: 5+

環境関係項目　レッドリスト・ワシントン条約

レッドリスト取扱: －情報なし－
基準解説: －情報なし－
ワシントン条約: －情報なし－
参照・参考先: 世界の木材９００種(1975)、熱帯産主要木材(1958）、新輸入原木図鑑(1980)

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