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英名「 Kondo Fino」で検索の結果

管理番号　科・属

2188103―6　アカテツ科(Sapotaceae)　Autranella属

英名・商業名

Kondo Fino

学名

Autranella congolensis

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名

代表和名「ムクルング」、代表英名「Mukulungu」。ガボンマホガニー、キングウッド、Bouanga、Elang、Elanzok、Kondo Fino,Kungulu,Kabulungu（コンゴ)、Mfua、Okume、Zouga

主たる分布

西アフリカ

樹種解説

アフリカの赤道付近の大森林中にかなり広く分布している種類で、またベルギー領コンゴーの南の部分に非常に豊富にあると伝えられている。たけが高い木で、樹高100フィート～110フィート、幹は円筒状で根張りなく、直径6フィートに達する。この幹は伐倒の時割裂し易く、また中心部は不健全になる傾向がある。辺材は少なくて灰色味、心材は赤色から暗赤色で、暗赤褐色の条を現わし、キューバ・マホガニーと似ているが、色合いは様々である。材は堅くて重く、気乾材1立方フートの重量は約55ポンド。肌理細かく、木理は普通は通直であるが、時々組合っている。利用し得る乾燥の資料はない。この材は極めて強靱、また圧縮強度、曲げ強度および衝撃力に抵抗力があると報告されている。腐朽および白蟻の害に抵抗力がありまた弱酸性に抵抗力があるといわれている。鋸挽および鉋削り容易、仕上面は平滑、またつや出しによい。釘打ち、ねじもみ十分容易であるが、割れる傾向がある。用途は鉄道構造用材、海中工作、橋梁床板、重構造用、枕木、旋盤細工、フローリング、またベルギーの専門家が、酸用槽の裏張りにしたのを思い出させられる。

1.比重

9+

2.収縮率 接線方向

含水率1%当たり

4

全収縮率

4

3.収縮率 半径方向

含水率1%当たり

5

全収縮率

5

4.曲げヤング係

8+

5.縦圧縮強さ

10

6.縦引張り強さ

7

7.曲げ強さ

9+

8.せん断強さ

7

レッドリスト取扱

IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧IＡ類、Critically Endangered (CR) と指定されている。基準は(A1cd)となっている。

基準解説

・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、過去１０年間、あるいは３世代の間に、少なくとも８０％の縮小が観察や、推 定される。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルなどで、過去１０年間、あるいは３世代の間に、少なくとも８０％の縮小が観察や、推定される。

ワシントン条約

－情報なし－

参照・参考先

世界の木材９００種(1975)、熱帯産主要木材(1958)、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）