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英名「 Khasya pine」で検索の結果

管理番号 科・属
2136635―1 マツ科(Pinaceae) マツ属 針葉樹
英名・商業名
Khasya pine
学名
Pinus insularis
英名・商業名
カヤパイン
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「カヤパイン」、代表英名「Khasya Pine」。シルバースプールス、ベンゲットメキシコパイン、ロングリーフ、Benguet Pine、CaneIIa Imbuia、Shore Pine
主たる分布
インド、インドシナ地域、マダガスカル島(この地区を材質表に掲載 )
樹種解説
北部ルソンの高地から南はパンガシナンおよびザムバレスにも海抜1、000~2、000mの所に見られる。この木はマウンティン(Mountain)地方ではかなり豊富で、バギオ(Baguio)では、普通の構造用途に使用されている。マツ科マツ属の木である。中型から大型の木で、直径140cm、樹高40mに達し、通直で円筒状の幹は枝下樹高約15mになる。根張りは強くない。辺材は淡色で、淡赤黄色から赤味がちの心材とは異り、木理通直、生長輪の間隔が広いので肌理はむしろ粗く、樹脂の臭いがあって味はなく、比較的軽いのから重いものまであり気乾材1立方メートルの平均重量は約642kg。適度に柔かいのから堅いものまであり生長の遅いものは最も堅く、樹脂を含んでいる。乾燥良好、加工容易、樹脂の満ちた心材、特に全然乾燥しないものは、鉋削りが困難であるが、白ありの急激な害を防ぐには有効である。樹脂を含んでいる心材は、腐朽に対しても相当の抵抗力がある。用途は家屋建築、鉱山用材、電柱類に用いられる。バギオにおいては専ら構造用に使用されている。パルプ材にも有望である。この木はフィリピンに生えている数少ない針葉樹のうち最も有望なものである。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
6
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
6
全収縮率
6
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
3
全収縮率
3
4.曲げヤング係
5+
5.縦圧縮強さ
6+
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
7
8.せん断強さ
3
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
-情報なし-
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考先
世界の木材900種(1975)、南洋材の知識(1968)

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