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英名検索
Kapur Singkel
英名「Kapur Singkel」で検索の結果
管理番号 科・属
2034295―7 フタバガキ科(Dipterocarpaceae) Dryobalanops属
英名・商業名
Kapur Singkel
学名
Dryobalanops aromatica
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「カポール」、代表英名「Kapur」。オーストラリア)、カリマンタンカプール、サラワクカプール、ボルネオカンファーウッド、マイレアンカプール、リュウノウジュ、Bomeo Camphorwood-Paigie(マレーシア)、Kaladan、Kapur Empedu、Kapur Singkel、Kapur Sintuk、Kapur Tanduk,Kapur Kayatan、Kapur-Kejatan、Nigerian Satinwood,Nigerian Yellow Satinwood(英国)、Petanang(インドネシア)、Singkuwang、Swamp Kapur
主たる分布
インドネシア、マレーシア
樹種解説
巨木で直径2m以上のものが多い。日本の市場では普通カポール、竜脳樹と呼ばれている。北ボルネオ産。建築構造用材、内部造作、床板等、車軸。この木から採取される竜脳は葉用香料の原料となる。マレー、スマトラ、ボルネオに数種がある。材は散孔材、生長輪はなく、垂直樹脂道がある。心材は淡紅褐色などで肌目は粗い。未乾燥の時は鋸挽、加工容易であるが、珪土を含んでいるものは鋸の歯を鈍くする。この材は磨く時は目止めを要す。釘打ち、ねじもみ、および接着良好。天然乾燥は困難ではないが、やや木口割れ、表面ひび割れを生ずる傾向がある。中庸ないしやや重硬。建築構造材・造作材、車両、船舶、器具などの用途があり、合板、とくにコンクリート型わく用合板に作られる。鉄道車両およびトラックボデーにも適する。樹から芳香ある樹脂の竜脳が得られ、香料、薬用となる。白蟻には食害されるが、菌に対しては抵抗力があり、白蟻のいない所では耐久力がある。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
8+
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
6
全収縮率
6
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
4.曲げヤング係
9
5.縦圧縮強さ
9
6.縦引張り強さ
-
7.曲げ強さ
8+
8.せん断強さ
6
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧IA類、Critically Endangered (CR) と指定されている。基準は(A1cd+2cd, B1+2c)となっている。
基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも80%の縮小が観察や、推 定される。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルなどで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも80%の縮小が観察や、推定される。・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、次の10年間あるいは3世代に、少なくとも80%の縮小が予測あるいは想定 される。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、次の10年間あるいは3世代に、少なくとも80%の縮小が予測あるいは想定される。・分布域の大きさが、100km2 未満、あるいは生息地の面積が10km2 未満と推定され、強度の分断がある、若しくは知られている生息地が1 ヶ所しかない場合。・分布域の大きさが、100km2 未満、あるいは生息地の面積が10km2 未満と推定され、生息地の面積、大きさ、質などで、連続的減少が観察、推論、予期された場合。
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考先
世界の木材900種(1975)、世界木材図鑑(2007)、Eyewitness Companion Trees(2007)、南洋材の知識(1968)、新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
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画像クリックで拡大(公開2018.8.1 更新2019年9月11日 )