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英名「 Japanese Nutmeg Tree」で検索の結果

管理番号　科・属

1916861―3　イチイ科(Taxuscuspidata)　カヤノキ属

英名・商業名

Japanese Nutmeg Tree

学名

Torreya nucifera

別名、現地名

代表和名「カヤ」、代表英名「Japanese Torreya」。ヨーロピアンライム、リンデンツリー、Fruta colorado,lra Rosa（コスタリカ）、Japanese Nutmeg Tree、Japanese Plum Yew、Lime

主たる分布

宮械県以西、四国、九州、済州島

樹種解説

常緑高木。樹高は20～35m。分布は本州の宮城県より以西と、四国、九州、対馬、満州島である。もともと蓄積が少なく、また生長が遅いため、大きい樹を見ることはあまりない。樹皮は青灰色、時に黄色味を帯びる。若木のうちは滑らかであるが、老木になると縦に細かく裂け、薄く剥がれる。雌雄異株。雄花は長楕円形で黄色、雌花は緑色で、小枝の先端に数個がまとまってつく。心材と辺材の色の差はあまりなく、心材はやや褐色を帯びた黄色、辺材は黄白色である。早材から晩材への移行が非常に緩やかなため、年輪はあまりはっきりしていない。肌目は精。切削などの加工は容易である。枝葉に匂いがあり、dーリモネン、α－ピネン、カンフエンなどの香気成分をもっている。また、秋には、約3cmの緑色の実ができる。種子は食用にもなり、良質の食用油や整髪油がとれる。用途は、建築材・木具材・工芸用などで、特に柾目が通った大材のカヤの碁盤・将棋は最高級品である。

1.比重

7

2.収縮率 接線方向

含水率1%当たり

4

全収縮率

4

3.収縮率 半径方向

含水率1%当たり

4

全収縮率

4

4.曲げヤング係

5+

5.縦圧縮強さ

7

6.縦引張り強さ

7

7.曲げ強さ

7+

8.せん断強さ

8

レッドリスト取扱

IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」 　Least Concern (LR/lc) 「軽度懸念」と指定されている。

基準解説

－情報なし－

ワシントン条約

－情報なし－

参照・参考先

世界の木材９００種（1975）、世界の針葉樹(1987)、019、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）