英名「Fungunigalo」で検索の結果

管理番号　科・属: 1509438―13　ジンチョウゲ科 (Thymelaeaceae)　Gonystylus属
英名・商業名: Fungunigalo
学名: Gonystylus bancanus

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「ラミン」、代表英名「Ramin」。キダチヨウラク、Ahmin(マレーシア)、Ainunura,Latareko,Petata,Fungunigalo(ソロモン)、Akenia(スイス)、Garu-Buaja,Akenia,Medang Keram(インドネシア)、Lantunan-Bagio(フィリピン)、Lanutan Bagio、Lanutan Bagio、Melawis(西マレイ)、Melawis,Ramin Batu,Ramin Telur,Ahmin(マレーシア)
主たる分布: フィリッピン、インドネシア、マレーシア(この地区を材質表に掲載 )
樹種解説: 通常樹高２０～３０ｍ。直径２０～３０ｃｍ。大きなものは樹高４０ｍ。直径１００ｃｍに及ぶものもみられる。海岸沿いの広大な沼沢地域に豊富に生育している。産地はマレー半島からソロモン群島、フィジー諾島に至る広い範囲にわたって生育するが、インドネシア、サラワクなどから得られたが、大量に伐採され、また需要が多く、供給が心配されていた。早くから現地で輸出禁止となったが、依然違法伐採、輸出が横行していた。その後日本の環境団体の努力のおかげで日本の取り扱い店も扱わなくなり、現在は製品でも流通していない。材色は辺材、心材ともほぼ白色～淡黄色で、心材がやや濃い。肌目はやや精、均一で、木理は一般に通直である。生材時には臭気があるが、乾燥すると消える。乾燥は容易だが、とくに厚板の場合、割れたり、変色したりする傾向がある。加工は容易で、仕上がりも良好。着色しやすい。屋外での利用は不適。用途は家具工業ではブナの代替品、モールディング、だぼ、柄、玩具、造作用建築材、床板材、器具材、家具材、合板材、DIY用部材などとして利用されてきた。

主要な材質・強度性質表・グラフ

1.比重: 8
2.収縮率接線方向: 含水率1%当たり; 7; 全収縮率; 7
3.収縮率半径方向: 含水率1%当たり; 6; 全収縮率; 6
4.曲げヤング係: 8+
5.縦圧縮強さ: 9
6.縦引張り強さ: 9
7.曲げ強さ: 8+
8.せん断強さ: 7+

環境関係項目　レッドリスト・ワシントン条約

レッドリスト取扱: IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable（ＶＵ）と指定されている。基準は(A1cd)となっている。
基準解説
ワシントン条約
参照・参考先: 世界の木材９００種（1975）、Eyewitness Companion Trees（2007）、世界木材図鑑（2007）、新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）、TRAFFIC EAST ASIA-JAPAN（2007）

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