英名「Common Beech」で検索の結果

管理番号　科・属: 1100402―9　ブナ科 (Fagaceae)　ブナ属
英名・商業名: Common Beech
学名: Fagus sylvatica

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「ビーチ」、代表英名「Beech」。イングリッシュビーチ、オウシュウブナ、コートジュボワール)、ターキッシュビーチ、フォレストビーチ、ヨーロッパブナ、ヨーロピアンビーチ、ヨーロピアンブナ、Common Beech、European Beech、Merawan、Sengal(インドネシア)
主たる分布: ヨーロッパ、西アジア
樹種解説: 大きいものは樹高30ｍ、直径 3.5ｍになる。紅葉が美しく、中部ヨーロッパの都市林によく見られる。園芸品種も多い。ヨーロッパでは豚の飼料としても古くから利用され、この実で育った豚は肉質がよいとされる。民間伝承も多く、ブナの実が豊作のときは私生児もたくさん生まれるとか、ブナの木のたらいで湯浴みした女の子は長じて男狂いする、などという話もある。北米大陸の東部の比較的樹高が低い地域に生育している樹種です。日本のブナとよく似ていて、ほとんど区別はつかない。心材と辺材の色の差はほとんどなく、心材は赤褐色を帯び、辺材は淡褐色です。重硬で肌目は精で均一。乾燥は、早くできるが、狂い、表面割れ、木口割れ等がでやすく、また、変色しやすいので、注意が必要。加工はかなり容易な方ですが、鋸を噛んだり、孔あけの際に焦げたりすることがあります。釘をよく保持しますが、釘を打つ際に割れることがあります。施削性がよく、また、接着性がよい。曲げ木を作るための蒸し曲げは容易に出来る。用途は建築、家具、木工品、玩具、器具の柄、ベニヤ、チーズボードなど。

主要な材質・強度性質表・グラフ

1.比重: 8
2.収縮率接線方向: 含水率1%当たり; 10; 全収縮率; 10
3.収縮率半径方向: 含水率1%当たり; 8; 全収縮率; 8
4.曲げヤング係: 8
5.縦圧縮強さ: 8+
6.縦引張り強さ: 7
7.曲げ強さ: 8+
8.せん断強さ: 9

環境関係項目　レッドリスト・ワシントン条約

レッドリスト取扱: －情報なし－
基準解説: －情報なし－
ワシントン条約: －情報なし－
参照・参考先: 世界の木材９００種（1975）、米材樹種ガイド（1994）、世界木材図鑑（2007）、Eyewitness Companion Trees（2007）、AleenCoombesTrees500、世界木材図鑑（2007）

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