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- ID:
- 43318
- 年:
- 2018
- 月日:
- 1128
- 見出し:
- 木製丼でラーメンどうぞ 宇都宮「らあめん厨房どる屋」、来年から 店主「温かみ楽しんで」
- 新聞名:
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- 元UR(アドレス):
- https://www.sankei.com/region/news/181128/rgn1811280019-n1.html
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- 記事
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温かみのある木製丼(どんぶり)でラーメンをどうぞ-。
独自のラーメンで人気を集めている「らあめん厨房どる屋」(宇都宮市中央)が、来年から木製の丼を使った週末限定メニューを提供する。
「木の魅力をラーメンでも表現できないか」と店主の落合泰知さん(59)が考案した。
同店は海なし県ならではの淡水魚のだし汁を使った独自のラーメンで知られる。
これまでに県産プレミアムヤシオマス、那珂川のアユ、那珂川町のモクズガ二などを使ってラーメンを提供している。
今回、木製の丼を考案するきっかけになったのは、矢板市出身の宮大工、小川三夫さんの著書。
何度も読み返すうち、木の魅力にとりつかれていった。
以来、木製の丼探しをスタート。
インターネットなどで制作してくれる全国の工房などに問い合わせたが、どこも価格が高くて折り合わず諦めかけていたところ、埼玉県のクラフト作家が見つかった。
当初、ヒノキの白木で試みたが、スープを注ぐとひびが入り失敗。
何度か改良を重ねた結果、スギの丼に行き着
いたという。
限定メニューには大谷石のプレート、箸置き、ヒノキの箸とグラスなどを用意。
チャーシューは経木に包み、藻屑蟹(もくずがに)ラーメンなどを提供する予定だ。
第1弾として来年1月に鹿沼市で開かれる栃木地産地消メニュー試食会(栃木淡水魚料理研究会主催)で発表する。
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