v11.0
- ID:
- 40405
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0107
- 見出し:
- 木のぬくもりの手作り歩行器 河津の土屋さん考案
- 新聞名:
- @S[アットエス] by 静岡新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/443721.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
河津町の木工職人、土屋宗一郎さん(75)が木製の歩行器を考案した。
高さを調節できる伸縮型で、いすとしても使用できる。
土屋さんは「高齢化社会で脚が悪い人が増える中、多くの人に木のぬくもりを味わってほしい」と話している
妻の和子さん(74)がステンレス製の歩行器を使っているのを見て、「触り心地が良い木製にできないか」と思い立ったという。
2017年夏から試作を始め、和子さんの助言で改良を重ね、年末に完成した
くぎをほとんど使わずにクスノキの部材45点を組み合わせ、体になじみやすい曲線のデザインに仕上げた。
歩行器では手すり、いすにした時は背もたれになる部分は70~90センチ前後で高さの調節が可能。
座面と簡易テーブルは収納式とし、キャスターにはストッパーを付けた
「日常生活でさまざまな使い方ができる」という自信作。
体形に合わせた受注生産に応じる。
価格は4万円前後から。
特に宣伝はしていないが、たまたま工房を訪れた人が「親に贈る」と購入するなど、早くも4台が売れたという
/dd>