v11.0
- ID:
- 42977
- 年:
- 2018
- 月日:
- 1024
- 見出し:
- 那須どうぶつ王国が“脱プラ宣言” 12製品を紙や木製に切り替え
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- https://www.sankei.com/region/news/181023/rgn1810230049-n1.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
プラスチック製品に切り替えて使用する紙ボックスやカップ、ストローを手にする佐藤哲也園長(右)ら=22日、那須町大島の那須どうぶつ王国
Twitter
Facebook
Messenger
文字サイズ
印刷
海洋汚染の要因としてプラスチックごみの問題が指摘される中、那須どうぶつ王国(那須町大島)は22日、園内のレストラン、カフェなど同園内の直営5店舗で、ストローやカップなどをプラスチック製品から紙や木製に切り替えると発表した。
同日から23日にかけ、順次切り替える。
記者会見した佐藤哲也園
長によると、国内の動物園では極めて珍しい取り組みだ。
(伊沢利幸)
◇
切り替えるのは、ストローやカップ、コーヒーのマドラー、スプーン、スナック用の袋、屋台の舟皿など12製品。
ストローやカップは紙製、マドラーは木製になる。
使い捨てスプーンは廃止し、再利用できるステンレス製スプーンに切り替える。
22日から園内レストラン「ヤマネコテラス」で、23日から全店舗で切
り替える。
費用は前年より30%、約62万円増える見通し
同園はこれまでも、国の天然記念物、ツシマヤマネコの生息環境を守る活動など環境保全に取り組んできた。
佐藤園長は、長崎・対馬でプラスチック製品の漂着物を目にし、「動物に携わり、環境保全を訴えている施設として手をこまねいていられない」と、今年6月に“脱プラ”を指示。
切り替えに向けて準備
を進めてきた。
佐藤園長は「動物園としてやらなくてはならない責務。
本来は全廃が好ましいが、できるところから始めたい」と述べ、今後、売店レジ袋の切り替えも検討する。
プラスチック製から別の素材に切り替える必要性を来園者にアピールする活動も展開したい意向だ
/dd>