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- ID:
- 40639
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0203
- 見出し:
- 県産材でウイスキー樽を…若鶴酒造と島田木材
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20180202-OYTNT50048.html
- 写真:
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- 記事
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若鶴酒造(砺波市)と島田木材(南砺市)は、県産ミズナラを使ったウイスキーの樽たるの開発を始めた。
地元の木材を使い、熟成段階から県内産にこだわることで、ブランド力の向上を目指す。
来年中に20樽を完成させる予定
若鶴酒造は昨年、県立大(射水市)と協力して県産酵母を使ったウイスキー造りを始めるなど、「富山」を前面に押し出した商品開発を進めており、将来的に、工程すべてが富山県ゆかりの「オール富山ウイスキー」の製造を目指している。
ウイスキー部門の責任者を務める稲垣貴彦取締役は「ジャパニー
ズオークと言われるミズナラの樽で仕込んだウイスキーは高値で取引されている。
長く続くビジネスに育てていけるはず」と力を込める。
島田木材は、自社で扱うミズナラ材を使い、外部の大工職人に委託して樽を作る。
国内の洋酒用樽メーカーの協力を得て、ノウハウの蓄積を進める計画だ。
同社の島田優平常務は「県産ミズナラは、安い外国産などに押されて徐々に需要が減っている。
新たな分野に進出して需要拡大につなげたい」とし
ている。
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