v11.0
- ID:
- 42855
- 年:
- 2018
- 月日:
- 1010
- 見出し:
- 障害者手作りの椿油 純度100%
- 新聞名:
- 朝日新聞社
- 元UR(アドレス):
- https://www.asahi.chttp://mainichi.jp/articles/20181010/ddl/k28/040/455000com/articles/ASL9W41QML9WTIPE00S.html
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- 記事
-
実りの秋を迎え、ツバキの実も熟成中だ。
これを原料にして精神障害者の就労支援事業所「フリースペースみなみ」(福岡市南区)が8年前からツバキ油を作っている。
手作りの良さで顧客がついたが、ツバキの実の確保に苦労しており、原料や情報の提供を求めている。
事業所は2010年にツバキ油を作り始めた。
原料の拾集(しゅうしゅう)から製造、瓶詰めまで七つの作業があり、定員20人の利用者全員がそのいずれかに関われるうえ、材料費が要らず製品が比較的高く売れるので工賃アップが見込める。
ほぼ全工程が手作業だ。
集めた種を洗って天日で干す。
粉砕機や金づちで殻を割ってむき身にする。
不純物を取り除いて手動の圧搾機にかけると黄金色の油がしたたり落ちる。
むき身1キロにつき400ミリリットル程度。
これを濾過(ろか)すれば完成だ。
圧搾を担当する男性(39)は「作業の成果がすぐ
見えるところが楽しい」と話す
みなみ製のツバキ油は、溶剤を…
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