v11.0
- ID:
- 42798
- 年:
- 2018
- 月日:
- 1003
- 見出し:
- 7年連続でグッドデザイン賞受賞 累計受賞数は20点に
- 新聞名:
- HOME'S PRESS(ホームズプレス)
- 元UR(アドレス):
- https://www.homes.co.jp/cont/press/news/news_12317/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
木造建築技術の進化で多様な価値観に対応 オフィス、住宅、集会所でトリプル受賞
木造注文住宅の株式会社アキュラホーム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮沢俊哉)は、「つくば支店住まいと暮らしサロン」、「港北展示場キラクノイエ」、「ヒルサイドテラス若葉台センターハウス(集会所)」の3提案で、2018年度グッドデザイン賞(主催・公益財団法人日本デザイン振興会)をトリ
プル受賞しました。
アキュラホームグループによるグッドデザイン賞の受賞は7年連続、累計20作品となりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/8413/91/resize/d8413-91-591649-0.jpg ]
近年木造建築物への需要が高まる中、アキュラホームでは、中大規模木造の建築や新素材の活用など、木造建築の可能性を追求しています。
今回のグッドデザイン賞の受賞作品はいずれも木造建築物で、住まいづくりへの汎用性が高いものと考えています。
アキュラホームは、住まい手の豊かな暮らし
を実現するとともに、これからも木造建築技術を追求し、活性化に貢献していきます
■受賞作品1:つくば支店「住まいと暮らしサロン」 受賞カテゴリー「産業・商業・公共建築のための構法」
一方向湾曲版構造の吊り梁が特徴的な中規模木造建築物です。
60mm×120mm長さ4mのヒノキ材を交互にずらしながらビス止めすることで、交互に重ね湾曲した梁版ユニットをつくりました。
大断面の集成材ではなく、小径材を用いることで、美しい弧のシルエットを描き、また、特殊な材料、工法を必要とし
ないことでコストダウンにもつながります。
地域の工務店でも実現することができ、普及価格帯での実用可能性も高いと見られます
【審査員評価コメント】木造メーカーの支店。
建築地場産流通材の比較的小径の部材を組み合わせた綺麗なカテナリー曲線の屋根が特徴的である。
筑波山の稜線に重なり、この建物のアイコン的な要素となっている。
大きな空間を無柱空間とすることができ、とても開放的なオフィス空間が実現できている
一般的な部材の組み合わせによって驚くほどの低コストで実現できており、事務所建築の木造化のよい一例となっている点が、評価が高かった
[画像2: https://prtimes.jp/i/8413/91/resize/d8413-91-472050-1.jpg ]
■受賞作品2:港北展示場「キラクノイエ」 受賞カテゴリー「商品化・工業化住宅」
構造体・仕上げ材・断熱材等を兼ねた複合機能材となるCLTの利点を活かすことで、工事の種類を省き、工程を短くすることができています。
キラクノイエは、ドライジョイント接合を採用し、増改築や解体をして移築をすることも可能となるため、ライフスタイルが変化している現代の多様化するニーズに対応
できると考えます
【審査員評価コメント】CLT材の特徴を利用して、板材を組み合わせただけに見える特徴的で簡素な仕上がりを実現している。
さらに、そのような表面的なデザインだけでなく、増改築の簡便さまで視野に入れたCLT材ならではの構法の可能性に取り組んでいる姿勢も評価した。
このような統合的なデザインへの
取り組みがさまざまに蓄積されることが、小規模木造建築へのCLT材の普及に寄与すると考える
[画像3: https://prtimes.jp/i/8413/91/resize/d8413-91-926687-2.jpg ]
■受賞作品3:ヒルサイドテラス若葉台「センターハウス」 受賞カテゴリー「住宅用工法・構法」
ヒルサイドテラス若葉台センターハウスで採用したラミナ張弦梁工法は、近年需要が高まっている木造建築物において、大空間を構成するために新たに開発した工法です。
従来の大断面積層材に比べ、一般流通小径材を用い、日本の大工技術によって組み上げることで、強度を確保しながら、しなやかに
屋根構造が浮遊しているかのような内観をつくりだし、美しい木質空間が演出しています
【審査員評価コメント】小径木の流通材を用いた張弦梁をシステム化したもので、流通材の梁であれば6mまでのスパンしか望めないところを、この構法によりさらに拡大することができ、特注の大断面集成材を用いることなく大空間・大屋根が実現できるところがユニークで評価できる。
張弦梁そのものも金物に頼
ることなく製作されており、デザイン性が高く、様々な用途の建物に広く利用されることが期待できる
[画像4: https://prtimes.jp/i/8413/91/resize/d8413-91-328729-3.jpg ]
/dd>