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ID:
42263
年:
2018
月日:
0803
見出し:
江戸時代から続く伝統の庖丁店を府内産木材を活用してリニューアルオープン
新聞名:
HOME'S PRESS(ホームズプレス
元UR(アドレス):
https://www.homes.co.jp/cont/press/news/news_11568/
写真:
-
記事
江戸時代から続く伝統の庖丁店を府内産木材を活用してリニューアルオープン 株式会社リヴ(本社:京都府向日市、代表取締役:波夛野 賢)は、江戸中期から続く、京の台所を支えてきた老舗庖丁店「源金吉 八木庖丁店」(所在地:京都市中京区堺町通り四条上ル八百屋町545)を、京都府産木材を構造体に活用し、2018年8月上旬にリニューアルオープンいたします リニューアルに際しては、旧来の建物の部材を再利用しながらも、新しい木造のテクノロジーを取り入れ、耐震性・省エネ性能などを高めた建物といたしました。 ■建物・構造の主な特長 (1) 明治時代に建築された建物を、京都府内産木材を構造体に活用し、再建築 以前の建物の建具や部材の一部、家具などは再利用し、新しきと旧きを融合。
店舗内では、古くから現在まで、多くの一流料理人にも愛用され、近年は外国からの人気も高い、様々な本格庖丁やを販売しています (2) 国で普及が進められている国産・地域産木材を活用 国産・地域産木材は、輸送時のCO2発生が少なく、建築後の耐久性が高い特長を持ちます。
また、CO2吸収が少ない大型樹木から、吸収が多い若木に移行する、CO2吸収の活性効果も大きな特長です。
温暖化防止や、土砂崩れなどの山林荒廃の防止策としても注目されています (3) 京町家商店の木造の店構えを維持しながら、耐震強度を確保 建物の間口いっぱいに広がる店舗部分には、集成材で門型のフレームを連続して組む工法で、古くから続く京町家商店の木造の店構えを維持しながら、耐震強度も現行建築基準法の25%アップの耐震強度を確保しました。 (4) 風情を感じられる典型的な京町家 建物は、「うなぎの寝床」状の敷地に建つ、典型的な京町家で、中庭などの古くから続く、生活の知恵と風情も楽しむことができます (5) コスト・文化財の両観点から環境負荷の少ない建築 木造躯体は軽量な為、地盤への負担も少なく、埋蔵文化財地域内のエリアでも文化財のある地層までの掘削が不要となり、コスト面からも文化財の観点からも、環境負荷の少ない建築物となります ■解説 (1) 国産材・地域産木材の活用は、店舗などの非住宅での活用が求められている中で、様々な施設の木造化が進んでいます。
商業施設は、従来は、防火上の理由などからも、鉄骨造・鉄筋コンクリート造とされることが多い中、整備と活用が進む、木造で耐火性能を確保しました。 (2) 木造化における最大の理由は、地域・地球全体からみたサスティナビリティ(維持管理性)の高さ。
大気中のCO2を固定化した木材を、長期間使用する建材として使用し、CO2吸収力の高い若木を植えることで、高い温暖化対策効果を発揮します 森林の伐採においても、京都の森林の90%以上は林業の為の人工林で、海外産におされて伐採が進まず荒廃が進んでいます。
そのような中、成長が一段落した大型樹木を建材とし、伐採後に成長力(CO2吸収力)の高い若木を植えることで、地域の環境においてもいい循環を生み地盤保持力や保水力の 弱った森林の保全強化にも役立ちます (3) 間口が狭い京都独特の立地で、間口いっぱいに店舗を広げる建物は、地震に耐える為の耐力壁が不足するなどの、耐震性の問題も抱えていました。
国立競技場などでも活用されている大・中断面集成材を活用し、門型のフレームを連続して組むことで広い店舗空間内の強度を確保し、昔ながらの間口いっ ぱいの店構えの中でも現行建築基準法の25%アップの耐震強度を確保しました。 (4) 京町家は間口の狭く、奥行きが長い中でも中庭を設けたり、縁側・庇などを活かして温熱環境や、明るさ・風通しを確保する知恵を活かしてきました。
再建築後の建物においても、従来の中庭や植栽は活かし、明るさや風通しを同様に確保しています (5) 建築地は、埋蔵文化財保存地域となっている為、一定以上の掘削は埋蔵文化財の調査が必要されますが、今回の建物は、木造躯体による軽量化により掘削深度は浅くなり、土木コスト削減とともに、環境負荷の低減・埋蔵文化財の保全の点にも効果があります /dd>
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