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- ID:
- 42085
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0714
- 見出し:
- 米NYの街並みを彩る屋上のレトロな木製給水タンク
- 新聞名:
- AFPBB News
- 元UR(アドレス):
- http://www.afpbb.com/articles/-/3181634
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
米ニューヨークの街並みに溶け込み、大勢の人々が知らず知らずのうちに頼っている物──それは、建物の屋上に設置されているレトロな木製の給水タンクだ
ニューヨークでは6階建て以上の建物は屋上にタンクを設置し、上階用の水をポンプでくみ上げてためておかなければならない。
市の水道設備には、その高さまで水を押し上げるだけの水圧がないためだ。
いったん屋上にくみ上げてしまえば、水圧の代わりに重力で下の階に給水できる。
マンハッタンのアッパーイーストサイド(Upper East Side)にある高級ビルの屋上では、イセックス・ブラザーズ(Isseks
Brothers)の職人たちが新しいタンクに置き換える作業をしていた。
米国で最も人口が多いニューヨークには約1万個のタンクが設置されているが、この街の屋上タンク市場は同社を含む3社の寡占状態になっている。
防火水槽の役目も兼ねている木製給水タンクには、他の素材製のものに勝る数多くの利点がある。
まずは価格が比較的手頃であること。
3万5000~10万ドル(約390万~1100万円)という価格は、グラスファイバー製や鋼鉄製の2分の1~3分の1ほどだ。
次に設置時間。
ほかの素材製のものは少なくとも1週間かかるのに対し、木製タンクは1日しかかからない。
(c)AFP/Thomas URBAIN
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