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- ID:
- 42060
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0711
- 見出し:
- 家具製作 マイスターが伝授 高岡工芸高で出前講座
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20180711/CK2018071102000021.html
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- 記事
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ものづくりマイスターの山崎睦典さんから指導を受ける窪田匠さん(右)=高岡工芸高で
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ものづくりマイスターによる出前講座「家具製作スキルアップ講座」が十日、高岡市中川の高岡工芸高校であり、工芸科一~三年生八人が、マイスター二人から墨付けやのみの使い方など熟練の技を学んだ
指導したのは、小矢部市の木製家具製造会社「山崎」の山崎睦典社長(54)と従業員の笹島尚さん(54)で、ともに一級家具製作技能士
八月の金沢市で開催される若年者ものづくり競技大会木材加工の部に出場する三年生の窪田匠さん(17)と二年生の五十嵐慧さん(17)は、大会の課題になっている花台を試作。
ほかの生徒は三級家具製作実技試験の課題に取り組んだ
窪田さんと五十嵐さんは花台の脚をつなぐほぞ接ぎの部分をのみとのこぎりで丁寧に製作。
山崎さんは「正確な墨付けですべてが決まる。
確実にぴったりな寸法にしなければならない」と木材を切ったり、のみで彫ったりする前に引く線の大切さを伝えた。
窪田さんは「墨付けの重要さやのみで削る時の丁寧な削り方を教えてもらった」、五十嵐さんは「のみの基本的な使い方をあらためて学んだ」と話していた。
講座は県職業能力開発協会が二〇一三年度から実施。
ものづくりマイスターは、中央技能振興センター(東京都)が、建設業や製造業の百十二職種で技能検定一級以上の技能士で、実務経験十五年以上の技術者を認定している。
県内では百六十人が認定されている
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