v11.0
- ID:
- 関連ニュース
40528
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0123
- 見出し:
- 神奈川県内初 民俗文化財に答申の箱根細工 木工技術と産業価値評価
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/region/news/180124/rgn1801240023-n1.html
- 写真:
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- 記事
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国の文化審議会は、箱根町が所有する「箱根細工の製作用具及び製品」を登録有形民俗文化財に登録するよう文部科学相に答申したが、同文化財の答申は県内初となった。
近世以降の優れた木工技術と特徴的な地域産業としての価値が評価された。
箱根細工の製品1017点に加え、製作用具も66
0点を数えており、これらの製品群の多さも答申の要因となった。
箱根細工は小田原・箱根地域を中心に東海道を旅する人々や箱根温泉を訪れる湯治客向けの土産物として広く知られ、幕末には海外輸出用の製品としても販路を広げた。
ろくろを用いて作る「挽物細工」と色合いの異なる樹種の板材を組み合わせて作る「指物細工」の2種類があり、杯や椀(わん)といった生活用具やたんす、小箱などがある。
答申された製品群の一部は町郷土資料館で展示・保管している
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