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- ID:
- 42014
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0705
- 見出し:
- 宮大工がトイレ建築 京都・東寺、古式にのっとり
- 新聞名:
- 京都新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20180705000060
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
京都市南区の東寺(教王護国寺)で建設中の参拝者向けトイレの上棟式が4日、境内で行われた。
東寺の僧侶らが法要を営み完成までの工事の無事を祈願した。
東寺には1966年から同じ場所にトイレがあったが老朽化していた。
解体や発掘調査などを経て今年1月着工した。
新しいトイレは木造平屋82・5平方メートルの瓦ぶきで、国産のヒノキやスギを多用し、史跡に指定されている境内の景観に配慮した建築にする。
洋式の個室を増やし、バリアフリーの多目的
トイレも設ける予定
式では僧侶らの法要の後、宮大工たちが古式にのっとり「工匠(こうしょう)式」を行った。
棟木につながる綱を参列者が引き、小屋組の完成を祝った。
東寺の砂原秀輝執事長(73)は「来年3月の完成を目指し、関係者には気を付けて工事してもらいたい」とあいさつした。
さらに現場見学もあり、参列者が国産材の小屋組を眺めていた
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