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- ID:
- 41879
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0622
- 見出し:
- 木彫クマ、銀行でお出迎え 京都、職員がチェーンソーで制作
- 新聞名:
- 京都新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180621000081
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- 記事
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チェーンソーで削り出したクマやフクロウなどの置物と中村さん(京都府京丹後市大宮町・京都北都信用金庫大宮支店)
チェーンソーで削り出したクマやフクロウなどの置物と中村さん(京都府京丹後市大宮町・京都北都信用金庫大宮支店)
京都府京丹後市大宮町の京都北都信用金庫大宮支店で、木彫りのクマたちが来店者を出迎えている。
同信金職員の中村雅人さん(64)=峰山町鱒留=がチェーンソーで木材から削り出した作品といい「お客さんの気持ちが少しでも楽しい気持ちになれば」と話している。
中村さんは5年前からチェーンソーアートを始め、休日にクマやフクロウをモチーフに100体以上の置物を制作してきた。
友人や商店主から求められることも多く、タイヤ販売店にはタイヤを持ったクマ、バイク店にはスパナを手にするクマなど、店の業種に応じて愛嬌(あいきょう)ある作品をプレゼントしてきた。
北都信金の大宮支店では、バイクに乗ったクマの花置きやフクロウの置物など12体を飾っている。
3年前に上司に設置について相談したところ、快諾を得た。
来店が楽しみになるようにと、半年ごとに作品を入れ替えているという。
作品には地元の山で使われないスギなどの木材を用いてきたといい、中村さんは「採算の合わない木材に新しい命を宿らせて、人の気持ちを穏やかにするような作品を作りたい」と話している
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