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- ID:
- 41830
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0619
- 見出し:
- 和歌祭 木工作品で再現中 田富彰さんが制作
- 新聞名:
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- 元UR(アドレス):
- http://www.nwn.jp/news/180616_waka/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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紀州徳川家の時代絵巻、木工作品で──。
和歌山市今福に「工房と」を構える田富彰さん(71)が数百の木工作品による大作「和歌祭」を制作中だ。
現在、完成している500体ほどが28日㊍〜7月3日㊋、和歌山市土入の雑貨ギャラリー楽風で展示される。
板を電動糸のこぎりで切っって作るおもちゃ、組み木を2000年から作成する田さん。
これまで動物や昔話を題材にしたもののほか、たま駅長、紀州レンジャーなど地元関連のものも作ってきた。
昨年は京都の祇園祭、岸和田のだんじり祭など祭りを題材に作成。
「地元にも長く続く祭りはある」と今年1月、和歌祭をテーマに作り始めた。
参考にするのは、江戸時代に描かれた『和歌祭行列之図』。
雑賀踊、龍が乗った山車の唐船、紅白の母衣(ほろ)を持っての舞いなどを人形で再現する。
「できるだけ忠実に、一方でデフォルメしながら作っています」と田さん。
人形はもちろん、太鼓や旗、傘といった小道具も手を抜かない
これまで完成したのは3分の2ほどの約500体。
「残りは細かい作業が必要なものが多いが、年内には完成させたい。
この作品がきっかけとなり、和歌祭に足を運ぶ人が増えてくれれば」
田さんの「和歌祭」は6月28日からの「木工とフウラン展」で紹介される。
同展には関西の作家8人の木工作品のほか、日本原産のラン、フウランが並ぶ。
午前10時〜午後4時。
日曜休み。
同ギャラリー(073・481・5952)
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