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- ID:
- 41769
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0612
- 見出し:
- 木製水車の音響く郷＝兵庫県神河町〔地域〕
- 新聞名:
- 時事通信
- 元UR(アドレス):
- https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061200385&g=soc
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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兵庫県神河町の新野（にいの）地区では、田畑の中を通る水路に木製の水車群が緩やかに回り、農業や観光に活躍している。
水車の「ギーギー」という独特のきしみ音と共に、ヒバリやキジバトなど野鳥の声も聞こえ、周辺には独特の情緒が漂う
水車は地元の建具店が製作。
直径約３メートルで、材質はヒノキと竹など。
外周の羽板には水をくみ上げる樋（とい）が取り付けられ、稲作の作業が始まる４月ごろから秋の刈り入れ前まで稼働する。
水中に咲くバイカモの花。
毎年５月末ごろに白い花が開く＝９日、兵庫県神河町新野
地元での水車の歴史は３００年以上と伝えられるが、徐々に数が減っていることを懸念した有志らが「新野水車の会」を結成。
用水に自生するバイカモとも併せ、訪れる人にＰＲしている
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