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- ID:
- 41603
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0525
- 見出し:
- トヨタ車体:木から始まる自動車部品 [人とくるまのテクノロジー展2018横浜]
- 新聞名:
- MotorFan
- 元UR(アドレス):
- https://motor-fan.jp/tech/10004302
- 写真:
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- 記事
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環境に与える負荷を減らす取組みは数多く見られたが、ここでは間伐材や古紙・段ボールをパーツ製造に活かしてしまう珍しい取組みをご紹介しよう
●TEXT&PHOTO:川島礼二郎(KAWASHIMA Reijiro)
1936年に豊田自動織機製作所が自動車生産のために建設した自動車組立工場を前身とするトヨタ車体。
現在はトヨタの子会社として、企画・開発から生産までトータルに手がける完成車両メーカーとして活躍している。
そんな同社だが「木から始まる自動車部品」をテーマとして、サイズに応じて3つの製法
の可能性を提示していた
最も大きな素材は間伐材。
それを利用して製造する材料が「タブウッド」で、2012年より実用化されている。
杉の間伐材を線維化してPPを混練することでタブウッドを製造。
それを射出することで自動車用パーツを製造する。
フォグランプブラケットやワイヤーハーネスプロテクターなどとして製品化されている。
岐
阜プラスチック工業の技術により真空成形できることが判明しており、ハニカムボードとして成形すればラゲッジボードになどにも適用できる可能性が見えてきている。
間伐材の有効利用による脱化石燃料化に向けた取組みという観点だけでなく、低コストと軽量化をも実現する優れものだ
タブウッドを用いたフォグランプブラケット
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