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- ID:
- 41310
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0416
- 見出し:
- 伊勢神宮のお札の木材切り出す 作業の安全祈願 /三重
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- https://mainichi.jp/articles/20180417/ddl/k24/040/193000c
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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伊勢神宮のお札(ふだ)に使う木材を切り出す「大麻用材伐始祭(ざいきりはじめさい)」が16日、伊勢市宇治今在家町の丸山祭場であった。
小松揮世久大宮司をはじめ約70人の神職、職員らが参列した。
神宮のお札は「神宮大麻」と呼ばれる。
同祭は大麻の中心になる長さ約20センチの御真(ぎょしん)に使う木材を切り出す神事で、神職が土地を鎮め、山海の幸を祭壇に供えた。
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祝詞を上げた後、素襖(すおう)烏帽子(えぼし)姿の工匠(こうしょう)が、南側の神路山に向かって、手おのを左、右、左と3回振り下ろし、作業の安全を祈願した。
伐採された木材は、製材後、約半年間、風雨にさらしてやにを取り除いて乾燥させる。
厚さ1ミリの木地に加工し、和紙を巻きつけて御真に仕上げる。
完成した神宮大麻約1000万体は、9月17日の大麻暦頒布(れきはんぷ)始祭の後、伊勢神宮のほか、全国の神社を通して家庭に配られる
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