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- ID:
- 43534
- 年:
- 2018
- 月日:
- 1220
- 見出し:
- 森未来の木材通販サイト、DIY利用広がる
- 新聞名:
- 日本経済新聞
- 元UR(アドレス):
- https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39135480Z11C18A2000000/
- 写真:
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- 記事
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電子商取引(EC)スタートアップの森未来(東京・港)が運営する木材のECサイト「eTREE(イーツリー)」に木材業者の注目が集まっている。
サイト上で取り扱う木材の件数は約400件で、主にDIY(日曜大工)用途の利用が進む。
開設から1カ月ながら、問い合わせが多く、掲載数は早期に1000件となる見込み
。
森未来ではサービス開始1年となる2019年11月までに木材業者100社から現状の約25倍となる約1万点の商材を扱うことを目指す
森未来の木材電子商取引(EC)「eTREE」
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森未来の木材電子商取引(EC)「eTREE」
eTREEでは杉やケヤキ、カエデなど約30の樹種の柱や板、端材など様々な形の木材を取り扱っている。
価格帯は数千円から数十万円まで幅広い。
DIYだけでなく建築業者など法人向け用途を見込む。
木材を加工する業者の紹介ページや「目が詰まっていて美しいひのきの一枚板」など商品ごとに特徴のわ
かる説明文をつけた。
森未来の浅野純平社長は「工場や商品のこだわりを紹介し、木1品1品に価値をつけて販売したい」とした。
サイトではチャット機能も搭載し目的の用途にどのような木材が最適か、など幅広い質問に対応する。
木材店では高品質だが在庫として眠っていた商材の流通経路拡大が課題となっていた。
業者ごとに個別に通販サイトを設ける事例はあったが、全国の木材業者を束ねたサイトを設ける事例は珍しい。
浅野社長は「木材流通の活性化で林業そのものの持続可能性も向上させたい」としている
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