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- ID:
- 43361
- 年:
- 2018
- 月日:
- 1204
- 見出し:
- ウッディジョー社長 常木則男さん(78) /静岡
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- https://mainichi.jp/articles/20181202/ddl/k22/070/154000c
- 写真:
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- 記事
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木製模型製造に情熱
25歳で父親から模型製造事業を引き継ぎ、2002年に木製模型のみを扱うメーカーも設立した。
「歴史を感じながら時間をかけて完成させるのが模型の醍醐味(だいごみ)」と魅力を語る。
先代が模型部品を製作する会社「常木教材」を設立したのが1947年。
模型の町と呼ばれる静岡では当時、模型店が数多く存在していたという。
「60歳で定年」が当たり前の時代で、父も還暦を機に引退。
「社会のことを何も知らないまま会社を任された」と振り返る。
戦後は「模型といえば木だった」が、60
年頃からプラスチックが使われるようになり、親戚からも「もう木の時代じゃない」と言われた。
全国的にプラモデルが人気になり、自身も一時はプラスチック部品メーカーを経営していた叔父の下で働いたが「24時間体制で工場を動かす必要があり、体を壊してしまった」
転機は2002年、木製の帆船模型を製造・販売していた静岡の模型メーカー「イマイ」の倒産。
帆船を取り…
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