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- ID:
- 42840
- 年:
- 2018
- 月日:
- 1008
- 見出し:
- 「ネコ家具」爆売れ、家族だから 職人芸で精巧リサイズ
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元UR(アドレス):
- https://www.asahi.com/articles/ASLB551HQLB5TIPE01S.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
猫ブームとともに、日本の職人の技を駆使した猫グッズに注目が集まっている。
ベッドにソファ、手提げかご……。
木や竹といった温かみのある素材を使った手作りで、精巧さは人間用と変わらない。
数万~数十万円と高価だが、生産が追いつかないものもある。
特集「ネコ好きのあなたへ」
家具のまちとして知られる福岡県大川市で7日に始まった約200社、約1万点の家具が展示販売される「大川木工まつり」の会場の一角。
「かわいい」と言いながら携帯電話で写真を写す人だかりの先に、猫が使うための小さなベッドやソファが並んでいた。
大川家具の品質の確かさをPRしようと、1年前か
ら市と家具業者が協力して作り始めた「ネコ家具」だ
人間用の家具を猫のサイズにあわせてそのまま縮小し、職人が同じ材料、作業で作る。
昨年10月、2社がつくったベッドとソファの動画をネットに投稿。
受注生産のため、いずれも11万円(税抜き)と高価だが、昨年11月の販売開始以降、国内だけでなくフランスやベルギー、シンガポール、香港からも注文
があり、50個以上売れた。
今年4月からは大川市のふるさと納税の返礼品にもなり、さらに話題を呼んでいるという。
動画再生回数は50万回を超す
木工まつりを機に、新たに5社が参入(うち2社は非売品、値段は12万~27万8千円)。
今回初めて7社のネコ家具がそろって展示された。
自宅で6匹の猫を飼う北九州市小倉南区の松島幸子さんは、ネコ家具を見るために家族3人で会場を訪れた。
「値段は高いですが、同じ命、同じ家族。
私のを我慢し
てでも買ってあげたくなります」と話していた
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