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- ID:
- 42828
- 年:
- 2018
- 月日:
- 1011
- 見出し:
- 越後杉認証制度、知事「存続には改善を」 県木連に取り組み要求
- 新聞名:
- 新潟日報
- 元UR(アドレス):
- http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20181006423972.html
- 写真:
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- 記事
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県産ブランド木材「越後杉」の一部が不適切な品質検査で出荷されていた問題を受け、花角英世知事は5日、ブランドの認証制度を運営する県木材組合連合会(県木連)が、認証工場の業務をチェックするなどの責務を果たせない場合、認証制度の存続は難しいとの認識を示した
同日の県議会9月定例会連合委員会で述べた
県木連は材木店などでつくる業界団体で、認証工場に対し年に1度、定期検査を行うと自ら定めている。
しかし少なくとも2014年度までは定期検査をせず、不適切な品質管理につながった可能性がある
越後杉を使った住宅建築に補助金を出している県は県木連に対し、検査体制の改善などを指導しているが、連合委では県議が「県木連では定期検査は無理ではないか」と指摘した。
花角知事は「木材に精通した技術者が定期検査をする必要がある。
他に適した団体は見当たらない」とした
一方で「改善の取り組みを見極め、責務が果たせないとなればこの制度の存続は難しい」とも述べた
花角知事は「県木連が責任の重さを受け止め、自ら問題の検証と総括を行うのは当然だ。
信頼回復に向け真摯(しんし)に取り組んでほしい」と求めた
議場で議論を聞いた県木連会長の重川隆広県議は連合委後、取材に「現在、検証を進めており、検証が終わった段階で総括も行いたい。
改善に向け県とともに全力で取り組んでいる」と述べた
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