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- ID:
- 42819
- 年:
- 2018
- 月日:
- 1005
- 見出し:
- 職人・藤原達矢さん 「黒柿」の鏡台や器も /群馬
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- https://mainichi.jp/articles/20181005/ddl/k10/040/119000c
- 写真:
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- 記事
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県産木材から一本一本丁寧に手作りされたギターの音色が今、日本中で鳴り響いている。
手がけているのは高崎市を拠点にするギター職人、藤原達矢さん(28)。
プロのギタリストからアマチュアまで幅広く支持される、その技術はまさに群馬の宝だ。
【西銘研志郎】
カンカン。
8畳ほどの部屋にノミの音が響く。
その工房は高崎市内の雑居ビルの中にある。
「狭いですけど、手の届くところに道具がある方が作業しやすいじゃないですか」。
防音加工が施された部屋には木くずのにおいがほのかに漂う。
藤原さんのギターが、耳の肥えたギタリストらから愛される理由はまず材料にある。
木材は群馬県産にこだわ…
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