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- ID:
- 42377
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0816
- 見出し:
- 木製燃料タンク「落下増槽」 長野で常設展示
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180816/KT180813GDI090004000.php
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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長野市博物館が、市内にある元軍需工場の建物から6月に見つかった木製燃料タンク「落下増槽(ぞうそう)」の常設展示を始めた。
同館は、戦争の歴史が身近にあることを知ってほしいとしている。
落下増槽は太平洋戦争中、旧日本軍の軍用機に使われた。
航続距離を延ばすための装備で、燃料を消費すると機体から切り離されたため、現存するのは珍しい。
同市中御所の不動産業「高橋製作所」所有の建物で見つかり、同博物館に寄贈された。
長さ約4メートル、直径約0・5メートルの円筒形。
旧海軍の艦上偵察機「彩雲」の胴体の下に取り付けられていたものとみられる。
元軍需工場に学徒動員され、落下増槽を作っている女子学生の写真なども一緒にパネルで展示している。
入館料は大人300円、高校生150円、小中学生100円、未就学児無料。
月曜日休館
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