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- ID:
- 41941
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0630
- 見出し:
- 「22年末完成」後ずれも 天守復元、木材契約先送りなら
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20180629/CK2018062902000056.html
- 写真:
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- 記事
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名古屋城の木造天守復元で、竹中工務店と九十四億五千万円の木材調達の契約を結ぶ議案について、市は市議会六月定例会で可決されず、契約を結べない場合は、復元工事の工期に影響し、二〇二二年末の完成予定に間に合わない可能性を示唆した。
二十八日の市議会経済水道委員会で、中
川貴元議員(自民)の質問に答えた。
国の特別史跡である名古屋城跡での木造天守復元の許可権限を持つ文化庁に対し、市は築城に向けた基本計画を提出し、十月の審議会の答申を受け許可を得たい考え
基本計画案の取りまとめなどに時間がかかり、広沢一郎副市長は六月定例会で当初計画について「厳しい状況」と答弁。
文化庁の許可が得られるか、不透明な段階での契約締結を疑問視する声が出ている。
中川議員は「この段階で木材を買う必要があるのか」と質問し、市の担当者は「木材伐採のタイミングが一年遅れとなると、工事のスタートが遅れる。
事業自体に大きな影響を与えることになる」と説明した。
市によると、良質な木材確保には木の成長期ではない時期に伐採する必要があり、今年十一月~来年一月に伐採を予定している。
事前調査が必要な上、伐採後の乾燥工程などにも時間がかかるため、近く木材調達に取り掛かる必要があるという。
市は十月の文化庁・審議会の答申を受け、復元工事の許可が得られるよう努力する姿勢を改めて示した。
来月には石垣の専門家による有識者会議などを開いて意見を聞いた上で、文化庁の復元検討委員会に石垣保全の考え方や建築に関する基本計画を提出したい考え
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