v11.0
- ID:
- 41483
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0512
- 見出し:
- 帰還者交流に高校生の力 家具製作し設置
- 新聞名:
- 福島民報
- 元UR(アドレス):
- http://www.minpo.jp/news/detail/2018051251515
- 写真:
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- 記事
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大熊町の第一次復興拠点の大川原地区に整備される住宅団地で、高校生の力を借りて帰還者のコミュニティー形成支援を図る取り組みが始まる。
勿来工、郡山北工、会津工、喜多方桐桜の県内4校の生徒にベンチやテーブルなど屋外家具の製作を依頼し、団地の完成後に設置して住民の交流に役
立てる。
11日、いわき市の勿来工高で事業に関する出前授業が行われた。
■復興への取り組みも学ぶ
木工技術の伝承とともに、東京電力福島第一原発事故による避難生活が続く同町の現状に理解を深めてもらおうと、県と町が初めて企画した
出前授業には建築科木工班の3年生約10人が参加した。
町生活支援課の鈴木修住宅支援係長が復興に向けた取り組みなどを説明。
県土木部建築住宅課の遠藤裕之主幹が団地の設計などを解説し「住民らの交流につながる大胆なアイデアを期待している」と呼び掛けた
同校建築科3年の高野雄介さんは「高校で学んできたことを生かし、自分たちにできる貢献をしたい」と意気込みを語った
出前授業は他の3校でも行う。
生徒は今後、資材を提供する県木材協同組合連合会の加盟企業を訪問し、夏ごろまでにアイデアを固め、年内の完成を目指して製作する
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