v11.0
- ID:
- 43537
- 年:
- 2018
- 月日:
- 1220
- 見出し:
- 木製食器に緊張緩和効果を確認! ~名古屋市立大学の産学連携研究~
- 新聞名:
- アットプレス
- 元UR(アドレス):
- https://www.atpress.ne.jp/news/173430
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
懇話会における陶器製食器との比較において参加者の緊張が低いという結果に
2018.12.20 11:15
有限会社籐芸
名古屋市立大学大学院医学研究科および同大学院芸術工学研究科の研究者4人(早野順一郎、山本健人、吉田豊、湯田恵美)と木製食器製造卸・販売の有限会社籐芸(本社:三重県桑名市、代表取締役:平田淳)はこのほど、産学連携研究の一環として木製食器による緊張緩和効果を確認し、日本生
理人類学会第77回大会(2018年6月開催)にて発表しました。
木製食器に緊張緩和効果を確認
これまでの研究では、木材への接触は、金属やプラスチックといった人工素材への接触に比べて、血圧の上昇など、生理学的な反応が少ないことが確認されていましたが、日常の社会的状況に対する生理的効果は研究されていませんでした。
名古屋市立大学が研究協力者(20代から40代の男女10人)を対象に行った実験では、懇話会の菓子器・取り皿・カトラリーに、それぞれ白色磁器とステンレス製カトラリー、木製食器と木製カトラリーの組み合わせを使用して懇話して頂き、その間の脈拍変動などの生体信号の変化やコミュニケーション量
の変化を、ウェアラブルセンサを用いて計測したところ、磁器・金属食器に比べて木製食器を使用したときの方が懇話会参加者の交感神経緊張が低いという結果が確認できました。
<論文(英文)>
http://www.scholink.org/ojs/index.php/wjssr/article/view/1457
籐芸社長の平田は「当社は20年以上にわたり、温かみのある木製食器が食生活を豊かにすると信じ、デザイン性、実用性、耐久性を追求してきたが、その良さが科学的に証明できて大変嬉しい。
これを誇りに思うとともに、従来以上に消費者に伝えていきたい」としています
【本件へのお問い合わせ】
<論文(英文)>
Junichiro Hayano, Kento Yamamoto, Yutaka Yoshida & Emi Yuda,
Relaxing and Communication-Promoting Effects of Wooden Tableware at Workplace Social Gathering
World Journal of Social Science Research, Vol. 5, No. 3, 2018
http://www.scholink.org/ojs/index.php/wjssr/article/view/1457
<研究の詳細について>
名古屋市立大学大学院医学研究科 医学・医療教育学分野
名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
電話: 052-853-8503
URL : http://hbsl.jp/
<会社概要>
有限会社籐芸(TOUGEI CO., LTD.)
所在地 : 〒511-0838 三重県桑名市和泉555-1
電話 : 0594-23-2151
FAX : 0594-22-9382
代表取締役: 平田 淳
設立 : 1980年
資本金 : 500万円
事業内容 : 木製品製造卸売り販売等
fff: