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- ID:
- 40450
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0115
- 見出し:
- 天竜材、コンテナ船で単独輸出 ブランド確立へ始動 浜松
- 新聞名:
- @S[アットエス] by 静岡新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/446011.html
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- 記事
-
国際的な森林認証機関「森林管理協議会(FSC)」の認証を受けた天竜材の海外販路確立に向け、静岡県森林組合連合会(静岡県森連)は浜松市と連携して天竜材のコンテナ輸出を本格始動させる。
第1弾として12日、清水港で台湾向けの木材の積み込み作業を行った。
県森連がコンテナ船を使用し
て地域単独の木材を輸出するのは初めて
今回輸出するのは天竜森林組合が生産したスギの原木が中心で、材積はコンテナ2基分の46立方メートル。
20日に出港し、24日に台北に到着予定。
現地ではコンクリートの型枠など土木用材に使われる
県森連や浜松市によると、天竜材の輸出はこれまで、他地域産の木材と一緒にバルク船(ばら積み船)で輸送するケースが主流だった。
コンテナ船で単独輸出することで、天竜材の認知度やブランド価値の向上が図れるとしている
台湾は天然林が多い上、伐採を制限しているため、木材の多くを輸入に頼っているという。
こうした事情も踏まえ、県森連は3月に台湾を訪問し、ニーズ調査などを行う予定。
担当者は「現地での木材の使われ方などを調べ、需要を開拓したい」と話した
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