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- ID:
- 40331
- 年:
- 2017
- 月日:
- 1221
- 見出し:
- “最後”の魚梁瀬杉製材 木目美しく 高知県安芸市
- 新聞名:
- 高知新聞
- 元UR(アドレス):
- https://www.kochinews.co.jp/article/147374/
- 写真:
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- 記事
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2017年度限りで伐採が原則休止されるヤナセ天然スギ(魚梁瀬杉)の丸太が20日、高知県安芸市内で製材された。
一枚板の表面には、長い年月で培われた美しい色と木目が浮かび上がった。
製材されたのは、高知市の木材市場で先月行われた競りで最高値(1立方メートル当たり36万円)が付いた丸太。
安芸市の山和木材が競り落とした。
直径112センチ、長さ約2・5メートルの丸太を前に、「最初のノコの入れようが大事」と貞広和男会長(81)。
担当社員は切断する位置を見極めながら慎重に装置を動かした。
厚さ8~10センチほどに切り分けられた9枚の板には、魚梁瀬杉独特の光沢と美しい木目がくっきり。
貞広会長は、「思った通りの色合いと木目です」と笑顔を見せていた。
板は1~2年ほどかけて乾燥させ、テーブルの天板用などとして業者や個人に販売される
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