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- ID:
- 37456
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0201
- 見出し:
- 屋久島の森に木工雑貨店 キッチン用品中心に無垢材使ったシンプル生活雑貨提案
- 新聞名:
- 屋久島経済新聞
- 元UR(アドレス):
- http://yakushima.keizai.biz/headline/87/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
屋久島の森の中にある木の工房「Murakami Woodworks」(屋久島町楠川、TEL 080-1418-1476)のギャラリーショップが1月、2周年を迎えた。
森の中にある店舗。
訪れる際はホームページで行き方を要確認
静かな森の中に立つ同店は、店主の村上和也さんが構想から5年をかけて完成させた。
木材の加工から屋根の工事、内装までほぼ全て村上さん一人で手掛けたセルフビルド。
店内には村上さんの作ったキッチン用品を中心とした生活雑貨や家具が並ぶ
商品はデザインから仕上げまで全て村上さんの手仕事。
無垢(むく)材と昔ながらの伝統的な木組みを使い、「シンプルでぱっと見たときに美しいと感じるデザイン、それぞれの木の良さを引き出す丁寧な加工を心掛けている」と村上さん。
商品化の基準は「時間を置いて見ても良いと思えるもの」だという。
以前は証券会社で働くサラリーマンだった村上さん。
「社会勉強のため、あえて厳しい世界へ飛び込んだ」という。
6年半勤めた後、転職。
転勤先の岡山で幼いころから好きだった木工の学校を見つけ、2005年入学した。
「『こんなに面白い学校があったのか』と驚くほど楽しかった」と村上さん。
2006年に屋久島
へ移住し、2009年から木工一本で仕事をするようになったという。
今後の目標について「脚が外せるテーブルや引き出し式の小物入れなど、小さいサイズの家具を充実させることと木工の体験教室を開くこと」と村上さん。
「木工の醍醐味(だいごみ)は組み立て。
カンナやのこぎりなど普段あまり使うことのない道具を使いつつ、木工の面白さを体感してもらうことができたら」と笑
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