v11.0
- ID:
- 39914
- 年:
- 2017
- 月日:
- 1025
- 見出し:
- 先進的な取り組みを進める北海道 下川町。
移住者たちが選んだ「仕事と生き方の組
み合わせ」
- 新聞名:
- HOME'S PRESS
- 元UR(アドレス):
- https://www.homes.co.jp/cont/press/rent/rent_00471/
- 写真:
- -
- 記事
-
北海道の北部。
旭川市から1時間45分ほど車を走らせたところに位置する町、下川町を知っているだろうか
人口約3,400人ほどが生活するこの町は、総面積の90%が森林で覆われた町だ。
明治34年に開墾が始まったこの町は、銅や金などの鉱物資源にも恵まれ、昭和35年に人口のピークを迎える。
15,000人ほどの町に発展した後、相次ぐ鉱山の閉鎖などに伴い、人口も減少。
現在の人口は、最盛期を100とす
ると実に22ほどのサイズとなる。
北海道の多くの町が、炭鉱や鉱山と共に人口を伸ばし、閉山と共に人口を減らすというパターンに陥っている。
一度大きくなったサイズの町がまた小さくなるということは、大きな町のサイズに合わせた都市計画が実行され、鉄道を含むインフラや産業も形成された後に、人口減少と共に、コンパクトな人口に合わ
せた再設計をしなければならず、多くの町が人口が多い時代の名残に悩んでいるのが現状だ
厳しい状況の中、下川町は平成22年度には、人口減少問題に対して、すぐれた成果を上げ、先進的・モデル的事例としてふさわしいとされる、過疎地域自立活性化優良事例表彰総務大臣賞を受賞。
これは、木質バイオマスを余すところなく活用し、快適な生活環境とCO2排出量の削減を両立させる次世代
型「北の森林共生低炭素モデル社会」に向けた取り組みを評価されてのことだ。
北海道の市町村のなかでも特徴的な成果をあげ、今もなお挑戦し続けている町である。
その最前線に立つ団体と、活動を通じて移住してきた木工作家の話を届けたい
バードコールで鳥と会話ができるほど、自然豊かな北海道下川町
バードコールで鳥と会話ができるほど、自然豊かな北海道下川町
北海道下川町が選んだ、移住提案の方向性は
「自然との共存」と「仕事と生き方の組み合わせ」
下川町の地方創生加速化事業として、2016年4月に発足した地域活性化に向け移住促進などに取り組む下川町産業活性化支援機構タウンプロモーション推進部 プロジェクト総括部長の長田 拓さんにお話しを聞いてみた
聞けばご自身も大阪からの移住者だそうだ
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