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- ID:
- 39908
- 年:
- 2017
- 月日:
- 1025
- 見出し:
- 若手が「職人の技」競う/岩手・滝沢市
- 新聞名:
- ニュースエコー 岩手放送
- 元UR(アドレス):
- http://news.ibc.co.jp/item_31532.html
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- 記事
-
若手が「職人の技」競う/岩手・滝沢市 2017年10月25日 18:50 更新
大工や左官などとしての、優れた技術を継承していこうと25日、岩手県滝沢市で若手の職人やm職人をめざす若者たちの競技会が開かれました
この県若年者技能競技会は若者に、建築や配管工事などの技術を高め合ってもらおうと、県職業能力開発協会が開いています。
25日は県立の高等技術専門校や、産業技術短大で学ぶ学生と、働きながら高等職業訓練校で技術習得に励む若者など、合わせて200人余りが出場しました。
(リポート)
「競技開始の号令とともに、一斉に部材に鉋がかけられます。
ヒノキに似た米ヒバという素材に、鉋をかけると良い香りがします」
こちらは木造建築科2年の競技課題、「隅留襟輪小根ほぞ差し火打ち入れ」です。
在来工法で使われる組み方で、継ぎ目が外から見えないように、木材を直角につなぎます。
最近はこうした工法を用いることは少なくなりましたが、基礎的な工法を学ぶことが、職人としての成長につながるといいます。
25日は木
造建築のほか、配管や塗装、左官タイルなど7つの学科に分かれ、若手職人やその卵が腕を競いました。
震災後、競技会への出場者が一時増加しましたが、少子化の影響で最近は減少傾向となっています
(県職業能力開発協会・小野寺則雄会長)
「岩手県に限らず全国的に技能者が不足していますから、育成に取り組んでいかなければと思います。
競い合うということは、非常に励みにもなると思いますし、自身のためにもなると思っています」
参加者は日頃の訓練の成果を発揮しようと、真剣な表情で課題に挑んでいました
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