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    ID:
    39779
    年:
    2017
    月日:
    1005
    見出し:
    ぬくもり、音で木育…間伐材使ったおもちゃ商品化
    新聞名:
    読売新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20171005-OYTNT50068.html
    写真:
    【写真】
    記事
     愛知教育大学(刈谷市)の樋口一成教授(53)(幼児教育講座)が考案した木のおもちゃを、長野県根羽村と村森林組合が商品化した。
    愛知県豊田市に隣接する中山間地の杉やヒノキの間伐材を使ったぬくもりのあるおもちゃを通して、「地域材の大切さや木の魅力を伝えたい」としている。
    (黒岩宏行) 商品化された木のおもちゃを手にする樋口教授(右)と今村さん 商品化された木のおもちゃを手にする樋口教授(右)と今村さん  樋口教授が「木のおもちゃ」を作り始めたのは、大学院生だった頃。
    当初は、子どもたちが新しい形や動きを見つけていく発見の過程を研究するために、作り始めたのがきっかけだという。  その後、重力によって動く木のおもちゃの制作を続け、丸棒の付いた玉が不規則な動きで坂を転がったり、玉が「コトンコトン」と心地よい音を響かせながら、らせん階段を転がり降りたりする作品を個展や学会で発表している。  一方、根羽村は、森林整備に力を入れている。
    教育や福祉にも地域材を使った取り組みを進め、小中学校で身近な木を使う遊びや小物作りといった「木育活動」を行っている。  村森林組合参事の今村豊さん(57)が2014年12月から15年3月にかけて、岡崎市の「おかざき世界子ども美術博物館」で開催された樋口教授の展覧会を訪れ、「木育活動に合った作品で、根羽の森の自然を感じられるおもちゃができる」として商品化を持ちかけた。  商品化したのは、小型と大型の2種類のタイプでそれぞれ25点ずつ製作した。
    小型のタイプ(税抜き9000~2万7500円)は長さ60センチ前後で、大型のタイプ(同2万3000~11万9000円)は約5倍の大きさで横型は長さ3メートルほど、縦型は高さ2メートルほどとなっている。  同大で発表した樋口教授は「小型のタイプは家庭でも遊ぶことができ、大型のタイプは幼稚園や美術館で子どもや利用者が楽しめる」とアピールした。
    今村さんは「稼働テストを繰り返し、国産材の良質なおもちゃができた」と語った。  「ne iro」と名付けて11月1日から同森林組合で販売する。
    詳しくは同森林組合事務局(0265・49・2120) fff:

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