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    ID:
    39650
    年:
    2017
    月日:
    0921
    見出し:
    新国立、木製いすはVVIPだけ 高すぎて他はプラ製に
    新聞名:
    朝日新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.asahi.com/articles/ASK9H7DG9K9HUTIL08D.html
    写真:
    -
    記事
    新国立競技場のイメージ図(大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所JV作成/JSC提供) 写真・図版 取り壊された旧国立競技場のプラスチック製のいす=2014年 写真・図版 [PR]  2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の観客席約6万席の99%以上が、樹脂(プラスチック)製のいすになる見通しとなった。
    国内の林業振興のため自民党などが木製にするよう要望し、政府も検討していたが、コストがかさむため断念した。 新国立のいま、折々の写真で定点観測 東洋学園大ゼミ生  建設主体の日本スポーツ振興センター(JSC)によると、五輪開催時の6万579席のうち、最高級の「VVIP」(超重要人物)の268席にのみ、ひじ掛けと背面の一部に国産材を使うという。
    残りの一般席5万5730席や「VIP」1395席などはプラスチック製になる。
    屋根やひさしの裏側には多くの国産木材を 使うが、いすへの導入はほぼなくなった。
    工事を受注した大成建設などの共同企業体(JV)が7月に発注済みだという。  15年12月に総工費約1490億円の設計・施工案が決まった段階では、プラスチック製が想定されていた。
    「木製いす」案は、自民党が16年2月と5月に政府に要望。
    「『日本らしさ』をより強く感じさせる」「林業の成長産業化に貢献」などを理由に挙げた。
    木製にすると数十億円余計にかかる可能性があった が、当時の遠藤利明・五輪担当相は検討する考えを示していた。  導入見送りについて内閣府の担当者は「昨夏にメーカーから技術提案を募ったところ、塗り直しなど維持コストもかなりかかることがわかった。
    工期が守れなくなる可能性もあり、難しいと判断した」と話す  「木の総合文化推進議員連盟」の事務局長、中山泰秀衆院議員(自民)は「非常に残念。
    木材利用は山を整え、災害防止にもつながる。
    引き続き、木製いすの導入を申し入れていく」と話す fff:

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