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- ID:
- 39613
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0917
- 見出し:
- 伝えたい木の大切さ 木さく会
- 新聞名:
- 大分合同新聞
- 元UR(アドレス):
- https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/09/17/JD0056154468
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- 記事
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県北地域などの林業関係企業の若手経営者らは今年8月、「木(き)さく会」(福田明彦会長)を立ち上げた。
後継者問題やスキルアップなどの共通課題を連携を図りながら解決するのが目的。
活動の一環として、宇佐市の宇佐産業科学高校生を対象に体験研修を開き、将来の担い手確保に向けてやりが
いなどを伝えた。
宇佐や中津、国東、杵築、福岡県豊前各市の10社12人で構成。
2014年ごろから定期的に勉強会を開き、活動をさらに発展させようと同会を立ち上げた
9月15日にあった研修会には同校グリーン環境科1年生27人が参加。
午前は宇佐市院内町の中津造林の事務所で林業を紹介するDVDを観賞した。
各社の社員が山や森に興味を持った理由について話し、仕事のやりがいについて「保水力のある山はダムの役割も果たし、環境を守っている。
それに携わ
ることができてうれしい」などと紹介した
午後は市内安心院町寒水の国有林で作業体験。
伐倒(ばっとう)造林機など3種の林業機械を使って現場での仕事を紹介した
桃田夢乃さん(16)は「アームの微調整が難しかったけど楽しかった。
林業がどんな仕事か少し分かり、興味が出てきた」。
福田会長(44)は「林業は大切な仕事だが、あまり知られていない。
地元の生徒に少しでも身近に感じてもらい、将来の就職先の候補に入れてもらいたい」と話した
研修会は今後も定期的に開催するという
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