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- ID:
- 39305
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0811
- 見出し:
- 全国の木材使ったカフェ開店 名古屋・中区
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20170813/CK2017081302000050.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
木に包まれた空間でくつろぎ、山林に興味を持ってもらおうと、全国四十七都道府県産の木材を内装に使ったカフェが十一日、名古屋市中区錦にオープンした。
木製品の企画や販売を手掛ける岐阜県高山市の「飛騨五木(ごぼく)」が出店。
スタッフは「木に触れて、気持ち良さを感じてほしい」と来店を呼び掛
けている。
地下鉄伏見駅のすぐ近く、錦通の一つ北側の道にある「森ワクカフェ」。
机やいすはすべて木製で、木の香りが漂う。
立ち並ぶ柱は全国の林業者や製材業者に送ってもらった。
ヒノキ、スギを中心に、クリ、イヌマキといった木も。
「赤みや節、木目。
同じ種類でも育った地域によって『顔』が全部違うんです」と広
瀬みゆさん(24)。
中野希栄(きえ)さん(24)とともに運営を担う。
二人とも今年入社したばかりだ
一階がカフェで二階は四百二十点にのぼる木製品や食品を置き、半個室のスペースも。
周辺はオフィス街で、広瀬さんは「若い会社員の人に、癒やしを提供できたら」と話す
林野庁によると、日本の木材需要に対する国産材供給量の割合を示す「木材自給率」は二〇一五年に33%。
〇〇年に10%台に落ちてから少しずつ回復しているものの、食料自給率よりも低い状態が続く
そんな中、名古屋の真ん中から木の良さを発信し、木材の活用や、ひいては健やかな森の育成につなげようと広瀬さんらは意気込む。
「日本の木材はすべて人の手が掛かっている。
その温かみを感じてもらえたら」
無休で、二十日までは午前十時~午後六時。
二十一日からは午前七時~午後九時。
日曜・祝日は午前十時~午後六時。
(問)同店=052(265)5275
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