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- ID:
- 39138
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0725
- 見出し:
- 日本の空港は木製車いすで移動するようになる!?
- 新聞名:
- ニュースイッチ Newswitch
- 元UR(アドレス):
- http://newswitch.jp/p/9794
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
JALなどが開発、月内から羽田に80台を導入
日本航空(JAL)は空港施設内を円滑に移動できる木製車いすを開発した。
車いすを利用したまま保安検査場を通ることができ、木枠の一部を取り外せば、旅客機内にも乗り入れが可能。
月内から羽田空港国際線ターミナルを除く国内各地の空港に80台を導入する。
2019年3月までに250台を配備す
る。
木製車いすは、キョウワコーポレーション(広島市西区、高橋渉社長)子会社で福祉機器を手がけるキョウワアグメント(東京都千代田区)と共同で開発した。
主要部位にはシラカバの集成材を使い、留め具の材料は樹脂を採用した。
木製車いすは主に国産部材で構成し、広島県内の工場で組み立てる
日刊工業新聞2017年7月19日
キョウワアグメントはどんな会社?
キョウワアグメント(東京都千代田区、柵木貞雄社長)は、車いすからの立ち座りを手助けする「車いす用座面昇降機」を月内に発売する。
車いすの着座部分がエアダンパーの力で自動で持ち上がり、利用者の動作を助ける。
介助者の負担も減らすことができる。
価格は5万円程度を予定しており、初年度に1万台の販売を目指す
車いす用座面昇降機は、立ったり座ったりの動作に合わせてエアダンパーが動き、着座面が15センチメートル程度持ち上がる。
台形に持ち上がるため、使う人がずりおちることがない
体重40キロ―100キログラムの人が対象。
ダンパーの取り付け角度を変えることで対応する体重を調整できる。
JIS規格の車いすが対象で、取り外しできるため車いすは畳むことができる。
福祉用具を登録、情報発信するテクノエイド協会の「TAISコード」を取得した。
周知を図るため、まずは福祉施設へ
の貸し出しを検討している。
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