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- ID:
- 38735
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0610
- 見出し:
- 木材のまち真庭発信 「佐田建美」が新商品を開発
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/region/news/170611/rgn1706110029-n1.html
- 写真:
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- 記事
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木製スーパーカーなど、木材を使った奇抜な開発商品で全国的に注目を集めている真庭市下方の家具・建具メーカー「佐田建美」が、今年も新たな商品2点を開発した。
石川県で17、18両日に開催される「第51回全国建具フェア石川大会」に出品する。
佐田時信社長(66)は「木材にこだわった商品。
木
材のまち“真庭”を全国に発信していきたい」と意気込みを見せた。
近年注目されているリビング学習にヒントを得て開発したという家具「リビング学習キッチン真庭」は、学習机とキッチンの機能をもったダイニングテーブル(縦1・12メートル、横2・1メートル)で、料理と食事、学習がテーブルを中心に一緒にでき、家族が集う新しい一家団らんの場として提案している。
木材とアクリル板をつなぎ合わせたテーブル内部には、発光ダイオード(LED)が設置され、青い柔らかい光がテーブルを包み、安らぎの空間を演出。
IHクッキングヒーターとシンクは、スライドしてテーブル内に収納できる。
また、手押し車のカタカタが原点という玩具「引力カタカタ真庭」は、木製のヒヨコ(縦1・2メートル、横1メートル)が、長さ4・2メートルの斜面を引力を利用してカタカタと心地よい音を響かせながら、ゆっくり下る仕掛け。
非電化で動く玩具をアピールしている。
いずれも真庭産のヒノキやスギで作られており、各139万円(消費税別)で一般販売も行う。
同社は、平成17年から同大会に真庭産木材を使った独創的でユニークな開発商品を出品。
中でも木製スーパーカーは世界的に注目を集めた。
また、「おひつの家」は昨年、同市が同社から購入し、熊本地震の被災地に貸与した。
木の温もりや外観が人気となり、現在も地域の集いの場として活用されて
いるという。
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