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- ID:
- 38706
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0608
- 見出し:
- 西粟倉村「子育て施設」建て替え 地元木材活用、18年春利用開始
- 新聞名:
- 山陽新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.sanyonews.jp/article/543543/1/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
岡山県西粟倉村は、役場の北隣にある「子育て支援施設」の建て替えを進めている。
施設の老朽化に伴うもので、新たな建物は村のスギやヒノキをふんだんに使った木造仕様。
広々とした庭も設ける。
利用開始は来年4月を予定しており、子育て環境の充実を図って若者世代を呼び込み、定住促進を目指
す
新施設は木造平屋698平方メートル。
三つの保育室、保護者同士が交流できるスペースを整備するほか、旧施設にはなかった遊戯室を設け、給食を提供するための調理室も新設する。
外遊びの場所として中庭(226平方メートル)と、外庭(1140平方メートル)を確保する。
旧施設は鉄筋コンクリート2階延べ662平方メートル。
保育3室と交流スペースがあり、園庭は約200平方メートルだった。
1973年に診療所として建てられ、増築を経て2002年から保育施設として利用していた。
すでに解体工事が進んでおり、利用者は他の村有施設に通っている。
新しい建物は来年3月上旬の完成予定。
解体や備品購入などを含めた整備費は約4億円を見込んでいる。
支援施設の受け入れ対象は生後6カ月~2歳の乳幼児で、これまでと同じ月額利用料金8千円を維持する予定。
総務企画課は「木のぬくもりに囲まれた環境で、子どもが健やかに育つことを願っている」としている。
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