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    ID:
    38616
    年:
    2017
    月日:
    0530
    見出し:
    コロコロ木の動物、人気 みよしでお年寄り製作
    新聞名:
    中日新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20170531/CK2017053102000051.html
    写真:
    【写真】
    記事
     ひもを引っ張って歩くと、車輪が付いたおもちゃの動物がコロコロと後をついてくる。
    みよし市のシルバー人材センター木工部会の会員らが手作りする木製の「動物自動車」。
    「子どもが遊べるようになるまでは飾りになる」と出産祝いの贈り物として、じわりと人気を集めている。  大きさは高さが十~三十センチ、幅十センチ、奥行き二十センチぐらいで、ひもを引くと、足代わりの車輪が転がって動きだす。
    会員によると、犬やネコなど十六種類あり、中でもキリン、ライオン、ウサギが売れ筋だという。  製作するのは、六十~八十代の男女三人。
    週二回、同市三好町の作業場に集まり、一カ月に十五個ほど完成させる。
    木材から電動糸ノコで切り出した動物の顔や体にやすり掛けして、くぎを使わずに組み立てる。
    顔はアクリル絵の具で、親しみやすいコミカルな表情を描き、胴体部分は木目を生かして、 ニスを塗って仕上げる。
    作業はすべて手仕事だ  木工部会は、トヨタ自動車が海外から輸入する部品の輸送に使った木箱の再利用を目的に、一九九五年に発足した。
    当初は、解体した後、植物を育てるプランターを据え付ける箱に作り直していた。
    木箱が次第に輸送に使われなくなったため、現在は市販のヒノキ材で、おもちゃや置物を作っている。 動物自動車作りに集中する会員たち=みよし市三好町で 写真  動物自動車は一個千円(税込み)。
    手ごろな価格と丁寧な作りから、親戚や知人の出産祝いの贈り物に買い求める人が多いという。
    二年前から、みよし市のふるさと納税の返礼品にも採用された。  会員の三宅正敏さん(88)は「これまでの人生、自分で作った物が売れるなんて経験がない。
    こんな私らが作ったものを買ってくれるなんてうれしい限り」と笑顔を見せる。  動物自動車は、名鉄三好ケ丘駅前の市のアンテナショップや、市高齢者生きがいセンター太陽の家(三好町)で販売している。  (岸友里) fff:

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