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- ID:
- 38569
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0526
- 見出し:
- 実験で健康にプラスの吉野の木材…減少する和風建築、リフォームや建て替えに活路
- 新聞名:
-
産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/west/news/170525/wst1705250040-n1.html
- 写真:
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- 記事
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緻密で均一な木目が美しい「吉野杉」や「吉野桧」は昭和40~50年代、和室の柱やはりなどの高級建材として人気を博した。
だが、和風建築の減少などで需要は減少し、昭和55年に403億3400万円で全国2位だった奈良県の木材生産額は、平成27年には19億6千万円に激減、全国順位も28位に
転落した。
一方、日本人の「木の家」へのあこがれが依然強いことは、意識調査にも表れている。
内閣府が23年に行った世論調査では、今後住宅の新築や購入を考える人の8割超が「木造住宅」を希望すると回答。
このうち、価格以外で重視することは「品質や性能が良く、耐久性に優れていること」が68・4%と最
多で、「健康に配慮した材料が用いられていること」(66・7%)が続いた。
国土交通省の資料によると、少子高齢化の影響で近年、住宅の新設着工戸数は低迷傾向にあるが、県は内閣府の調査結果などを踏まえ、建て替えやリフォームでの県産材利用に活路を見いだそうとしている。
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